田中友幸の「テニス道」 テニスで強くなることを目指すことで、人間的に成長し、豊かな人生を送れるようになるための情報を発信します。

結構長いこと生きてきましたが、これほどの大災害を身近に感じたのは初めてでした。

地震発生時は、後輩とテニスの練習をしていました。

埋立地ということもあり、かなりの揺れ。

人生で初めて、立っていられないほどでした。

その間に、練習をしていたコートに地割れが数ヶ所でき、津波警報まで発令されました。

周辺の道は液状化のためか、黒い液体が色々な所で吹き出ていました。

すぐに家に戻り、テレビを付けたら、信じられない光景が映し出されていました。

本当に、今起こっていることなのか・・・。

ただ茫然と映像を見ていました・・・。

あれから１週間、戦後最悪の大災害。

被災された方たちの気持ちは、どんなものなのか・・・。

想像を絶しますが、早く元の生活に戻れるよう、心からお祈りいたします。



今回の震災で気づいたこと。

それは、日本人としての誇り。

海外で称賛されているようですが、略奪などが起こらず、被災された方たちが、秩序を守って生活をしているということ。

また、自分も被災し、家族が犠牲になっているにも関わらず、ボランティアとして活動している人がいること。

自分のことよりも、より弱い立場にいる人を気遣う被災者がいること。

こういう方たちを見ると、日本という国は、捨てたもんじゃないと思います。

一方で、東京などで、買い占めに走る人・文句ばかり言う人・悪いことが起こると誰かのせいにする人などがいるのを見ると、残念に思います・・・。

こういう非常事態になった時に、その人の人間性というものが見えます。

自分がどういう人間でありたいのかを考え、尊敬できる人の行動を見習うようにしようと思います。

普通に暮らせるということが、とてもありがたいことなんだと、改めて感じています。