田中友幸の「テニス道」 テニスで強くなることを目指すことで、人間的に成長し、豊かな人生を送れるようになるための情報を発信します。

試合中に、自信を持ってプレーできないのは、メンタルが弱いからだと言う人がいます。

確かに、メンタルが弱ければ、いいプレーを引き出すことはできません。

ただ、メンタルが弱いという人の多くは、自信を持ってプレーできるほどの準備をしていない人が多いです。

自分が目指すレベルで勝てるようになるために、やるべきことをやり切っていれば、あとは、今の自分にできることをやるしかない、というようになるはずです。

やり残したことがあったり、やるべきことを怠けてしまうと、なかなか自信が持てません。

その自信のなさが、試合の緊張した場面で、如実に現れます。

それを、自分はメンタルが弱いからしょうがないんだと、メンタルだけのせいにしていると、いつまでも勝てるようになりません。

最初の小さな自信は、やるべきことをやり切ったという充実感から、生まれるものだと思います。

やるべきことをやり切っていない自分を正当化するために、メンタル面のせいにしてしまうことは、自分の成長を妨げてしまいます。

あなたは、やるべきことをやり切っていますか？